木材について

 


国産無垢材へのこだわり

 


 私の祖母が嫁いだ昭和20年代後半は戦後間もないみんなが貧しかった時代でした。戦争で失った家を建てるために木材の消費が進み、国は将来たくさんの木材が必要になるからと植林を助成しました。当時の国産材の自給率は ほぼ100%でした。幼い親父を背負いながらも祖母はせっせと植えたそうです
 しかし経済成長が続き、その後も建築ラッシュが続いたため、国産材では供給が賄えず外国産材に頼ることになってしまいました。

 あれから半世紀を過ぎあの時植えられた木々は皆伐期を迎えます。現在、国全体における国産材の自給率は約35%(2016年現在)家具材に至っては10%に満たないといわれます。今ではその木々を使うための助成があるくらいです。
「何にもならなかった」という祖母の言葉で私は木と向き合うことになりました。国内の林業や木材産業が活性化することで、里山は綺麗に変わっていきます。木響では少しでもその力に貢献したく、国産無垢材にこだわった家具作りを心がけています。

 

 


 

木材について

 

 木材は樹種によって大まかにわけられますが、その価値は木目や大きさなど使う箇所によって大きく異なります。またそれぞれの樹種によって出やすい貴重な杢などもあります。




 様々な要素で様々な表情を見せてくれる木材によって、家具はより有機的な物になっていきます。お客様の生活に寄り添うパートナーとして、長くお付き合いできますように、より深く木材のことを知ってもらえたらうれしく思います。